時には昔の話を

十年一昔というのであれば、もう昔の話になりますが、NPO法人を立ち上げたことがありました。この話はいろいろなところでしているので、ご存知の方はご存知でしょうが、当時私は刑務所の非常勤カウンセラーをしていて、目の前にいる受刑者の出所後を想像しながら、シャバに出ても回復の道は続くのだろうかと思っていました。入院生活の後に外来通院がないことに例えられるような制度の中で、外に出てからこそ支援が必要でないか...

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旅する精神分析

精神分析をどのように説明するか、というのは、それなりに難しい課題です。教科書的には、教科書に書いてある通りに説明すればいいのでしょうが、それで精神分析を語れたかということになると、そうもいきません。でも精神分析はとても私的な経験なので、私的に語りだすと、今度は詩的すぎて共有できなくなってしまいます。Freudが言うように意識というものが語表象と結びついて形作られるのだとすると、まさにその形作る過程...

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音声の自動文字起こし

さて、せっかく新しくnotesを作ったので、久しぶりに記事を書いてみたいと思います。といっても、テクノロジー系のものですが、最近はこうした技術をちょっとずつ蓄積して、知的生産活動と呼ばれるものの新しい形を模索しています。ええ、知的生産活動そのものからの逃避です。 理屈としては以下の流れになります。 1.音声をパソコンに入力する2.入力された音声を文字化するサービスを使う3.文字化されたデータを修正...

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誰がそれを甘えと呼ぶのか

(この記事はnoteの転記です。タイムスタンプは2020/10/13 09:42です。) 今年『支援のための臨床的アタッチメント論』という本を出したのですが、この本の中で周りから評価されているのは、実はアタッチメントの議論そのものではなくて、第12章の「甘えとアタッチメント」であったりしました。 https://www.minervashobo.co.jp/book/b375718.html この...

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空中プレゼンテーション

(この記事はnoteの転記です。タイムスタンプは2020/09/06 22:56です。) 適当に名前を付けてみました。zoomなどのビデオ会議システムを使用した際に、画面共有ではない、新しいプレゼンテーションのやり方の提案です。 具体的にはこちらをご覧ください。 画面共有によるプレゼンテーションがスライドによって画面全体が覆われるのに対して、この空中プレゼンテーションでは、奥行きのある画面の中にス...

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zoomでリアルタイムに字幕をつける方法

(この記事はnoteの転記です。タイムスタンプは2020/08/06 01:23です。) zoomで授業、会議、研修、面接などを行なう際に、情報保証の手段として、リアルタイムに字幕をつける機能がいくつかの方法で存在しています。基本的には話している言葉をリアルタイムでテキストにするキャプショニングを使用しますが、その代表的なツールであるUDトークを字幕作成に方法などは、開発元で紹介されていますので、...

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慰めの病理

(この記事はnoteの転記です。タイムスタンプは2020/07/06 09:27です。) 性犯罪が性欲の問題ではなく、支配欲の問題だということがだんだんと言われるようになり、この問題についての認識が変わってきているように思います。広く臨床心理学一般にまでこの認識が広まっているとは思いませんが、たとえば児童福祉の領域や精神医学の領域では、徐々に新しい理解に置き代わっていっているのではないでしょうか。...

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遊びとアタッチメント

(この記事はnoteの転記です。タイムスタンプは2020/06/21 22:52です。) しばらく前にいただいたお題なのですが、あまりnoteを書く気持ちになれず、手を付けられずにいました。そろそろ書いてみたいと思います。 少し前にアタッチメントセミナーの練習として、zoomウェビナーに何人かの方にお付き合いいただいたことがあります。その時にストレスケアとアタッチメントという話をしたのですが、その...

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zoom用にスマホをwebカメラとして使う。

(この記事はnoteの転記です。タイムスタンプは2020/06/12 18:06です。) zoomでミーティングやウェビナーを繰り返すようになって、ミラーレスカメラ+マイク+キャプチャデバイスの3点セットを使ったセッティングにはすっかりなじみましたが、そこまでする必要のない時に、あるいはアタッチメントセミナーなど自分以外の人に依頼する時に、ある程度の品質の動画を手軽に作り出すやり方はないものかと、...

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Slackによる「心の休憩所」について

(この記事はnoteの転記です。タイムスタンプは2020/05/09 04:32です。) 対人援助職についている方が、あまり気を使わずに独り言をつぶやいたり、情報交換をしたりできる場所をSlackというサービスを利用して作りました。試行期間を終えて、正式にオープン(でもクローズド)しますので、その運用の方針について共有のために書いておきたいと思います。Slackの使い方マニュアルではありません。 ...

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